2008. 9. 20更新


ありす→塩尻→南信→権兵衛トンネル→薮原→県道26(境峠)→ありす(走行距離約200〜300キロ)

ありす→R158前川渡→波田→県道25(日本アルプスサラダ街道)→(アルプスグリーン道路)→R19「緑ヶ丘南」信号→R153→県道203→県道476→伊那西部広域農道→伊那中部広域農道→「中央アルプス花の道」→県道15号・県道飯島飯田線→飯田I,C→(中央自動車道)→伊那I,C→権兵衛トンネル→R19薮原→県道26→(境峠)→奈川寄合渡→R158奈川渡→前川渡→(県道84)→ありす

国道153号線は峠でもなんでもないフツーの国道ですが、とにかく交通量が多く片側一車線で追い越しできない快適に走れない。でもR153と並行してる県道は、箕輪・伊那・飯田の南信地方ののどかで開放的な明るい雰囲気を味わえるツーリングルートです。上記のルートでコーナーがあるとすれば薮原〜ありすまでの道、だけかな。

ココでは、「日本アルプスサラダ街道」の一部と「アルプスグリーン道路」の一部を取り入れて、ありすから塩尻方面への抜け道をご案内します。
この抜け道がわかれば、ありす→塩尻まで40Kmちょっと、約1時間で行けます。

それと、松本・塩尻→飯田は約100キロあり、高速利用でも1時間はかかります。
ココでは国道153号羽場信号〜県道203号〜伊那中部広域農道〜県道飯島飯田線(県道15号)をお薦めルートとしてメインに取り入れてるので、塩尻→飯田は片道下道で2.5〜3時間かかるという事を頭に入れて、当日は高速利用やルート選びをして下さいね。


さて、ありすから国道158号線で取り敢えず松本方面へ向かうわけですが、南信がメインなので、今回は時間のかかるスーパー林道はカットして、県道84で国道158前川渡に出て、松本方面へ下ります。
最後の「三本松トンネル」を越えて新島々駅を右手に通り過ぎると一直線の道、最初の信号「波田町役場前」を右折県道25「サラダ街道」に進みます(古いツーリングマップルだと「鍋割」信号と記載されてます)

日本アルプスサラダ街道

≪ 恋人の丘・サラダマーケット ≫

地元で採れた野菜の直売所です。自家製加工食品も販売してます。
私はココで販売されている「ありすのおばあちゃんのおやき」がお気に入りです。優しい味のするおやきです。キムチのおやきとかも有るんですよ。ちなみに「ありす」とは何の関係もないんです(笑)

≪ 唐沢そば集落 ≫

サラダ街道沿い<からさわ亭>
交差点角にからさわ亭<唐沢そば集落入口>
清水高原方面へ
街道沿いにある「からさわ亭」を中心にして脇道へ入ると、美麻村の新行地区みたいに、普通の民家の居間みたいなところでお蕎麦を食べさせてくれるところが多くあります。

≪ ミラ・フード館 ≫

120インチのハイビジョンシアターや天体観測室、多目的ホールやレストラン、ギャラリーなどがある施設。


県道25を道なりに追っていくと、「恋人の丘・サラダマーケット」「唐沢そば集落」「ミラ・フード館」、「山形村観光協会」、アップルランドがあり、サラダ街道は「中大池」信号を直進ですが、「中大池」信号は直進せず左折

「中大池」信号左折→サークルK、ショッピングセンター(マックスバリュー山形店)のある「山形境」信号を右折(アルプスグリーン道路)「岩垂原」信号を過ぎて一面レタス畑の中を走ると下り道→
(次の信号)JAライスセンターがある信号(信号に名前は無し)を左折→右手2本目の道(車の出入りが多いT字で「松本歯科大」の案内標識有り)を右折→(郷原トンネル)→松本歯科大前→R19「緑ヶ丘南」信号右折R19・R20・R153の交差点「高出」信号をR153 へ直進

「岩垂原」信号の次のJAライスセンターがある信号を通りすぎて、「桔梗大橋西」信号まで行ってしまうと行きすぎです。日本アルプスサラダ街道との交差点ですが、そこの信号からだと国道19号でも「高出」信号より木曽寄りに出てしまいます。



日本アルプスサラダ街道

≪ ラーメン・じゃげな 辰野店 ≫
南信もラーメンの話題店が多いですが、じゃげなもその一つ。大好きなんです私、じゃげなのラーメン(^^)v
塩尻から辰野方面に向かって、辰野病院を過ぎたらR153沿い右側にあります。
大きな看板が目立つのでわかると思います。
九条ネギラ−メン399円半熟煮玉子84円をトッピング。じゃげなは九条ネギがいいんですよねぇ。(^v^) そぅそぅ、麺はもちろんスープまで完食するとどんぶりの底に…で、いい事あります(^-^)


辰野町大字伊那富4835 営業時間:11:00〜14:00 17:30〜24:00 定休日:無休



かったるい走りも辰野あたりまでちょっと我慢して、信号「羽場」を右折して県道203号与地辰野線へ(^^)
国道153号線に沿って走っているのが「県道88号」「伊那西部広域農道」「県道203号」です。お薦めするのは、県道203号です。

「じゃげな・箕輪店」上伊那郡南箕輪村久保1282-4)県道88号線沿い


日本アルプスサラダ街道

< 赤蕎麦 >
お蕎麦の原産地は中国の奥地雲南省からヒマラヤにかけてと言われていて、ピンクや赤色のそばが普通にあるそうです。箕輪の赤蕎麦は、ヒマラヤの標高3800メートルの場所から信州大学の教授達が持ち帰って品種改良し、「高嶺ルビー」と名付けたものです。

通常お蕎麦の花は真っ白く、乗鞍高原はもちろん、信州のあちこちでみられますが、高嶺ルビーは赤いというよりピンク色をしてます。赤蕎麦の見ごろは9月下旬〜10月上旬
赤蕎麦畑は4.2ha、東京ドームほどの広さがあります。

私が最初行った頃は「赤そば」で村おこし?をしたばかりで、まだそんなに広まってなかったので、畑を探すのに苦労しました。でも、今ではあののどかな道を観光バスが行くほどになり、県道203号沿いにも西部広域農道沿いにも、赤そば畑の看板や旗が立つようになったので、わかりやすくなりました。


< 赤蕎麦畑 >

ツーリングマップルには「上古田」という地籍にあります。
R153「羽場」信号から県道203号(与地辰野線)に入り、みのわ温泉「ながたの湯」を通り過ぎて箕輪西小学校が右手に。細い路地を入るのですが、赤蕎麦の看板というか旗がいっぱい立ってるのでわかります。
ただ、中の駐車場の収容台数が少ないのと、駐車場まで乗用車一台しか通れないような道幅の砂利道なので(今の状況はわかりませんが)、県道沿いに大型観光バスや乗用車の駐車場があります。

私が行ってた頃は、中の駐車場より更に露店のある車両通行可能ギリギリのところまでバイクで入れましたが(もちろん砂利道)、今では赤蕎麦畑バスツアーが出てるくらいメジャーになってしまったので、それも定かではありません(^_^;)


赤蕎麦が食べられる「留美庵」 (箕輪町中箕輪 3730-156)は伊那西部広域農道沿いにあります。
留美庵の隣にも赤蕎麦畑はあります。
赤蕎麦を食べられるのは留美庵だけです。



≪ みはらしファーム   伊那市西箕輪はびろ TEL.0265-74-1807

国道361号線に出る前にちょっと寄り道&休憩するなら、地元の新鮮野菜を販売する特産物直売所や観光いちご園、手打ちそば手作りパン工房自然の食材を使ったレストランなどが併設された 農業公園みはらしファームへ。
温泉施設「みはらしの湯」もあります。


≪ カフェ パンプキン ≫
みはらしファーム入口にある生パスタ&カレー・手作りケーキのお店です。一見フツーの住宅かなぁと思われがちな建物なので、見逃しそうですが、みはらしファームにバイクを停めてウロウロしていて気付きました。
恐る恐る玄関まで行ったらメニューボードがあったので、あっランチが頂けるとわかり、入ってみました。
玄関を入ると、モンキーが置いてあり、店内にはライダーさんの写真も貼ってあったので、オーナーさんはバイク乗りかも、と思いながら。


オープンテラスからは南アルプスが一望できます。




平日のみの
<気まぐれワンプレート>
 営業時間:11:00〜22:00(21:30LO)  定休日:火曜日



日本アルプスサラダ街道

みはらしファームに寄っても寄らなくても、県道203号から県道476号に入るように走り、「大萱」信号を右折します。伊那西部広域農道との交差点(ガーデン近隣地図参照)です。
右折後、「中の原」信号国道361号線・権兵衛街道との交差点)も突っ切り、とにかく道なりに走ります。

でも、チャンレジャーなかたは、伊那市街地に寄って、ローメンを食べてもいいですね(笑)
ローメンとはマトンと野菜を炒め、蒸した中華麺を加えるというラーメンでもなく、焼きそばでもない伊那の食文化に根強く浸透した郷土料理、謎の食べ物です(^^ゞ
ローメンを美味しく食べるコツは、テーブルの上に置いてある数種の調味料を少しずつ入れながら、味の変化を楽しむ?自分の好みの味にして頂くのが特徴です。
ローメン発祥、つまり元祖は伊那の「萬里」(国道153号線「入舟」交差点にやたらデカイ看板有り)ですが、誕生から半世紀たった今では、ローメンをメニューに載せているお店は伊那地方で100軒近くあると言われています。

蛇足ですが、こんなのも世の中にはあります(笑)↓
但し、ホントのローメンとは味も見た目もかけ離れていますが(^_^;


さて、国道361号・権兵衛街道「中の原」交差点を駒ヶ根・飯田方面へ。
伊那西部広域農道沿い、西春近に伊那食品「かんてんぱぱガーデン」有り。
ガーデン内には創作寒天料理の洋風寒天レストラン「ひまわり亭」があります(ツーリングマップル掲載…Rひまわり)

西春近を過ぎた、宮田村あたりから伊那中部広域農道になります。
このページでは、走っていて気持ちのいいルートをご紹介してるので、赤蕎麦の時期以外はこれと言って観光する箇所はないかなぁ〜、と思ったりもします。唯一観光場所をあげるなら、駒ヶ根でしょうか。ロープウェイもありますし。
あとは、時間の問題で、寄るとなると、ちょっとのんびりツーリングというわけにはいかなくなるかも知れませんね。



日本アルプスサラダ街道

伊那中部広域農道を道なりに走ると、県道15号飯島飯田線になります。

伊那中部広域農道と県道15号飯島飯田線を結ぶ道を「中央アルプス花の道」といいます。

≪ 道の駅 花の里いいじま ≫

中央アルプス花の道はその名の通り、中央アルプスや南アルプスを眺めながら、田園風景の中を走る、お花畑に囲まれた道です。
県道15に入ると「道の駅・花の里いいじま」がありますが、ココもその名の通り、お花いっぱいの道の駅です。


≪ たまごとミルクとりんごの樹 ≫
道の駅の前にあるケーキ屋さんです。
お薦めはシュークリームとたまごプリン(^^)
午後遅く行くと売り切れてることが多いです。

上伊那郡飯島町七久保2248-3 TEL:0265-86-8525
営業時間
:10:00〜19:00  定休日:火曜日


さて、県道15号も飯田で終点です。
飯田市街地に入ってしまうと朝夕は渋滞します。
どこかで折り返さなくてはいけませんが、伊那まで同じ道を引き返すか、違うルートで北上するか、なんですが。
他の主なルートとしては、「南信州フルーツライン」「国道153号線」「県道18号」、そして「高速道路」です。

時間がない場合は高速利用になりますが、塩尻I.C、塩尻北I.C、松本I.Cまで結構遠いんですよねぇ(^_^;
案外時間がかかるものです。
伊那I.Cまで高速を利用して、権兵衛トンネル、薮原経由で乗鞍へ帰ってきても、時間的にはほとんど変わらない。というか、むしろ早い気がしますが。

伊那〜権兵衛トンネル〜薮原〜県道26〜R158前川渡〜乗鞍高原…1時間半〜2時間

↑この伊那からのルートは最後にご案内するとして…

取り敢えず、飯田から伊那までのルート選びです。
と言っても、国道153号線は論外ですね(笑)

南信州フルーツライン…伊那南部広域農道の事らしい?です。伊那谷やアルプスも望めます。が、県道15号よりも開放感に欠けます。西部・中部の広域農道と同じで、農道といえども交通量も多く、コンビニもあるし、物流のトラックも走ってます。

県道18号…途中、道幅狭し、少々のワインディングもありますが、全体的に田舎道、地味なフツーの県道です。

どのルートで北上するか、決断はご自身で(^^)v
もし、もし、私だったら、、、やっぱり走っているだけで気持ちがいい県道15号(中央アルプス花の道)伊那中部広域農道で伊那まで戻りますかね(^^ゞ
でも、もし同じルートを走るなと言われたら(笑)、フルーツラインを選択するでしょうかぁ。。。

ちなみに、フルーツライン沿いには「じゃげな・フルーツライン高森店」下伊那郡高森町牛牧303-4)有り、ですが、高森店では私はまだ食べたことはありません。


伊那までの帰りのルートが決まったら、国道361号線へ。
来た道を帰るなら、 伊那西部広域農道沿い、西春近の伊那食品「かんてんぱぱガーデン」を過ぎ、道なりに進んで国道361号との交差点「中の原」信号を左折すれば良し、です。


日本アルプスサラダ街道
以前は権兵衛峠越えをしないと国道19号線⇔国道153号線へ抜けられなかったのが、2007年2月権兵衛トンネルが開通した事で、30分で抜けられるようになりました。
快適なトンネル、なのに無料っていうのがいいですねぇ(^^)

塩尻市と南箕輪村を木曽山脈を貫いて結ぶ、伊那木曽連絡道路の全長約20キロ。
権兵衛トンネルはその一部、約4.5キロ。

あんなに苦労して峠越えをしたのが今では嘘のようです。落石などたびたび発生して通行止めになったり、道幅が狭いので車のすれ違いも困難。実用的な道路とは言えませんでした。
でも今思えば懐かしい峠です。


〜 注意!!〜 

高速道路みたいな伊那木曽連絡道路、特に権兵衛トンネル→伊那の下り坂、切符を切られますのでご注意を!


<権兵衛トンネル>


日本アルプスサラダ街道
権兵衛トンネルを越えると国道19号線に突き当ります。
突き当りを右折「薮原」信号を左へ入り、道なりに県道26号ののどかな田舎道を延々走ります。


《 クラフトアート・ナルカリ 》

26号線沿い。
ほとんど薮原に近いところ。
薮原から行くと左手にあります。
店内には、おもちゃ、フォトフレーム、時計、などなど、とにかく木の手作りの品ばかりです。
結婚祝や出産祝いに送ると喜ばれそう。
ありすのルームキーはココで作って頂きました。


《26号線》 薮原⇔奈川寄合渡

国道158号線よりも、交通量も少なく走っていて気持ちのいい道なので、ありすから松本・塩尻に行く場合は、ちょっぴり遠回りだけど、バイクの時は私はこちらを走る事が多いです。関西方面へもこの道を通り、中津川ICから高速に乗るかた結構いらっしゃいますね。


境峠を越えると、寄合渡に突き当ります。左折は野麦峠右折は松本方面ココは右折します。
松本方面へ右折して道なりに走ると、新野麦街道の右折案内標識が出てきます。

スーパー林道経由で乗鞍高原へ帰る場合(所要時間は国道経由の約倍かかりますが)や「ちゅうじ」「福伝」のお蕎麦やさんに行く場合は、直進ですが、そうでない場合は新野麦街道を通り、国道158号線奈川渡経由で乗鞍高原へ帰ってきたほうが時間的には早いです。

帰りの時間の様子で、スーパー林道は決めて下さいまし。