乗鞍高原の春夏秋冬

乗鞍高原に住んでから幸せ感じる事、多くなりました。
毎日の生活の中には、とってもとっても大きな自然があります。
季節の移り変わりを、目・耳・鼻・音・口を通して感じられます。
雪解けの下から出る芽も、新緑の色も、色付く紅・黄葉も
冬山も、毎日違うのが目で見てよくわかるし、風の音、鳥のさえずり、
樹木がきしむ音を耳で聞き、季節のにおいをかぎ、
四季の恵みを味わい、空気を肌で感じ、
乗鞍にいるからこその、天の、自然の、大きな贈り物です。

  HARU 
島々谷・・徳本峠入り口

< 2001. 4. 20 >
乗鞍の樹木が芽吹くにはまだまだだけど、そろそろ水芭蕉の季節。
天然のクレソンも今が一番美味しい時です。
そんな乗鞍から国道を松本方面に下りて行くと、
次から次へと春がやってきます。
上高地につながる徳本峠入り口では川沿いに桜が満開です。
(安曇村の玄関口で安曇村役場、長野銀行、派出所の近くです)
里ではリンゴの木が芽吹き始める頃です。
雪解けとともに「フキノトウ」から始まり、沢では「クレソン」そして「イラ」「デッパラ」「ウリッパ」「タラの芽」「ワラビ」「ぜんまい」「コシアブラ」「ネマガリダケ」などなどの山菜が次から次へと7月上旬頃まで山ではご馳走が一杯です。

乗鞍岳・春山バス

< 2018. 4. 28 >

春山登山や春スキーをする人、写真を撮りに行く人達の為に
「乗鞍岳春山バス」が毎年ゴールデンウィーク前から運行されます。
 *5月下旬までは、位ヶ原山荘前が終点となります。
 *位ヶ原山荘〜大雪渓・肩の小屋口間は、例年5月下旬より運行予定

例年まだ冬期閉鎖中の県道乗鞍岳線(長野県側エコーライン)

乗鞍岳山頂付近

< 2001. 5. 21 >
長野県側(エコーライン)から山頂までは冬期閉鎖中ですが、岐阜県側(スカイライン)は5月15日解除になり平湯から山頂まで通れます。
冬期閉鎖解除になったばかりの岐阜県側乗鞍スカイラインを走って
畳平に行ってきた時のツーレポがこちらです

山の上は春はまだ遠いです。

すももの花

< 2001. 6. 4 >
春に咲く山すももの花です。
9月はじめに実がつき、収穫して「すもも酒」に変身です。
すももの花が終ると「つつじ」の花が一の瀬の中を走るスーパー林道沿いに見事に咲きます。

ありすの屋根の下に毎年「シジュウカラ」が巣を作る頃です。
毎年何回か巣立っていきますが、巣立ちの瞬間は感動です。

乗鞍岳の残雪

< 2000. 6. 4 >
乗鞍の空はいつ見ても素晴らしいです。
真っ白いソフトクリームような冬山もとってもきれいだけど、
残雪と新緑と真っ青な空の、この時期の景色が一番好きです。

エコーライン(県道乗鞍岳線)
< 1998. 6. 12 >

例年より早く冬期解除になった年の
ツーレポは
こちら
スカイラインよりエコーラインの景色の方が
私は大好きです。

雪の壁

写真

< 2018. 6. 3 >
ゴールデンウィーク前から運行される「乗鞍岳春山バス」は、
例年5月下旬から、位ヶ原山荘より区間延長され、大雪渓・肩の小屋口(2600m)まで運行。
一番高いところで約8メートルの高さの雪の壁が見られます。
一般車両はまだ入れない山頂付近の様子です。



 大野川小中学校脇の「御池」 〜

乗鞍の県道に入って看板番号2番を過ぎてからちょっと走ります。
右手に校庭が見えて、校門、横断歩道。
横断歩道を過ぎるとすぐ右手に池があります。

鴨の赤ちゃんやその親鴨が道路を歩く頃です。
悲しい事に赤ちゃんがヨチヨチ道路に出てきて
車にひかれてしまう事が時々あります。
この時期、学校の子供達がポスターというか立て札を書いて
道路脇にたてるので、その辺り、、、、どうかスピードを落として下さいネ。


ありすの駐車場前

昨年は5月、ありすの裏山からケンカしながら?2頭のカモシカがすごい勢いで駆け下りて来ました。今回はノソリノソリとこっちを伺いながら裏山の方へ帰って行きました。
< 1999. 6. 22 >




  NATU 
蕎麦の花
<8月中旬〜約1週間>

乗鞍は高冷地の為、生育期間が75日間と短いソバの栽培に適しています。この白い可憐な花が満開になり、美味しい美味しいお蕎麦になるのは11月頃からです。

お蕎麦の花は、乗鞍の県道沿いで沢山見かける事が
できます。



8月も10日を過ぎると乗鞍高原の朝晩は寒くなってきます。
夜の外気温は15度前後です。
都会でいうそれより体感気温はかなり低いので寒く感じます。
そしてお盆を過ぎると不思議と秋風が吹き始めるのです。
高原の短い夏はそろそろ終わりを告げようとしてます。


  AKI 
9月に入ると一段と冷たい秋風が吹き始め、ありすでは床暖房のスイッチが入ります。
そして9月中旬頃から山頂のナナカマドが紅く色付きます。

< 10月初旬 >
冷泉小屋周辺 位ヶ原山荘周辺
大雪渓周辺
山頂付近


< 10月初旬〜中旬 >
紅・黄葉が山頂から乗鞍高原に下りてくる頃
エコーラインの紅葉が最もきれいな時です。

< 10月中旬〜下旬 >
乗鞍高原は秋色に染まり、山頂では初雪の便りが聞かれる頃です。
初雪の便り

< 2000. 10. 18 >

毎年15〜20日頃、山頂では初冠雪となります。
その為乗鞍スカイラインが積雪の為に一時通行止めとなりますが、お天気が良ければすぐに解除になります。
積雪があまりにも多く雪がとけないなど、10月31日を待たずに通行止めがそのまま冬期閉鎖になる年もありますが、真っ白い雪山と高原の紅葉の景色が一緒に見られる束の間の貴重な時です。
(乗鞍スカイラインは積雪がなくても11月1日からは冬期閉鎖になります)


< 10月下旬 >
ありす周辺のカラマツが色付き始めます。
11月1日から乗鞍スカイラインは積雪の有無関係なく冬期閉鎖になり
それに伴い県道乗鞍岳線エコーラインも三本滝から山頂まで通行止めになります。
解除は例年、乗鞍スカイラインが5月15日、エコーラインは7月1日予定です。


< 10月中旬〜11月初旬 >
カラマツの紅葉

写真の場所は県道沿い看板16番入口にあるお土産屋さん
「ミルクポット」からありすまでの道のりの途中です。
手前の広い部分は蕎麦畑。
夏は一面真っ白い可憐な蕎麦の花でいっぱいになります。
< 2000. 11. 1 >


国道158号線沿い

乗鞍高原の紅葉が終ると、高原入口「前川渡」
(R158)から松本方面へ紅葉が下っていき
梓川渓谷に沿った国道158号線の紅葉が楽しめます。
写真は稲核(道の駅・風穴の里)周辺です。
< 2000. 11. 6 >





晩秋の乗鞍岳
< 2001. 11. 8 >


鈴蘭橋近くから見た乗鞍岳とカラマツの黄葉です。

乗鞍高原の紅・黄葉はカラマツの黄葉で締めくくりです。
12月、本格的なスキーシーズンに入るまでの少しの間、高原は一年の中で一番ひっそりと静まり返る頃です。


マツタケ

秋の味覚といえば・・・山にはきのこが一杯。
写真は天然のマツタケです。香りがとにかく物凄いです。
香りとコキコキした感触を味わうには、ホイル焼きにして塩で
頂くのが一番です。
そばにタバコでも置いて撮れば良かった^^; 大きさがわかりにくいですね。
長さ20cmはあった食べ応えのあるマツタケでした。

山頂付近

< 2001. 11. 13 >


乗鞍スカイラインもエコーラインも冬期閉鎖に入り、通常では見る事のできない景色です。大雪渓を過ぎ県境に向かう途中のところです。

写真は乗鞍岳自動車利用適正化協議会幹事会というのがあって、オーナーが役場の人達と乗鞍岳線(エコーライン)の視察に行ってきた時のものです。



 番外編 ・ 晩秋の上高地  2001.. 11. 8 >

↑上高地帝国ホテルから
歩いた穂高橋より
穂高連峰を望む

↑穂高橋より望む
穂高連峰

↑梓川
カモが気持ち良さそう

↑上高地・河童橋近く
梓川沿いから穂高連峰



  FUYU 


冬のありすは真っ白です。
空の青さは変わらないけど周りの景色は全然違います。
真っ白なありすとカラマツの小径


県道沿い看板16番入口にあるお土産屋さん
「ミルクポット」からありすまでのカラマツの小径です。





スキー場開き(12月)
ありすの冬はスキーシーズン。
スキー場開きでいよいよシーズン到来です。

冬のありす

12月初旬から乗鞍高原は根雪になり、長〜い冬を迎えます。3月末には降雪がない限り、道路の雪は消えますが、周りの景色はゴールデンウィークまで雪が残ります。

←写真はありすの裏から「ありす」を撮ったものです。

冬は動物達が雪の上を歩いた足跡が見られます。



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