11月18日(金) 走行距離389km のちのち
温泉津温泉→R9→宍道I .C(山陽道)→R9→米子→R24→ガーデンプレイス→溝口I.C→(米子自動車道・中国自動車道)→福崎I.C→(播但連絡道路)→和田山I.C→R312→豊岡→城崎温泉、泊
朝、6時頃、音をたてて雨が降っていた。
でも8時頃にはやんでいた。
出発9時半、晴れ間もみえていたのに、国道に出たら雨がポツポツ。
でもカッパを着る程でもなく『道の駅キララ多伎』で休憩。
降ったりやんだり。
R9日本海沿いを走って城崎まで行くか、一旦南下して高速を使って再び北上するか、お天気の様子で決めようと言ってはいたものの、キララ多伎ではイマイチ決めかねず。明るい空有り、雨雲有り。
取り敢えず米子まで行くことにする。

途中から見える大山はやっぱり雲がかかっていた。
でも雨は降っていなかったので、きのうの大山ガーデンプレイスへまたランチ(笑)

フロアの若いお兄さんに「きのうも…」と、しっかりバレていた(^v^)
また今回も大満足。

超お気に入りのお店「シェランコントレ」
味、盛り付け、料金、文句なし!
オードブルの盛り合わせ+パン+魚+肉+デザート+ドリンクのランチフルコースでも2,600円!
なんてお得で美味しいランチなんでしょ(^^)(^^)
#でもフルはまだ食べた事ない〜
ありすのメニュー作りも参考にさせて頂いておりますです(^^ゞ

<フレンチコース \1,500>


有機野菜のサラダ
& パン(お替りOK)


本日の鮮魚のポアレ
ソースバジリック


手作りデザート&ドリンク


ランチのあとは、溝口I.Cから高速に乗って、取り敢えず「晴れ」が確かな所へ。
日本海に沿うって事は、雨の確立大、ずっと下道、時間もかかる。
内陸は晴れだ。南下すると予報通り晴れ。
でも福崎からは北上しなければいけない。城崎は多分雨。雨の中へ向かって走らなきゃ。

案の定、播但連絡道路で北上した途端、雨だった。
今回のツーリングで初めてのカッパ。
途中虹がかかっていた。虹を見られたのはラッキー。
だけどだんだん暗くなって、一番イヤなパターンだ。夜の雨の中の走行。
城崎温泉には6時着。

HPをみて、とっても感じがよかったお宿。お風呂が特に(^^)
お料理も他のお宿にはつかない品が、他のお宿よりも安い料金でカニのフルコースが楽しめる。
父さんもHPをみて、ココが一番いいねって事になって決めたお宿。
いつもなら私一人、前もってお宿を予約して、なんてしないんだけど、今回は父さんと一緒なので一応(笑)

実際、お風呂は確かに良かったぁ。
<木の湯>はヒノキのお風呂。やっぱり木のお風呂はいいなぁ。落ち着く。
<陶の湯>は信楽焼らしい。
あともう一つ<石の湯>というのがあったけど入らなかった。石?タイル?なんとなくプールみたいでボタンを押すとジェットバスになるんだそうで、せっかくの旅館のいい雰囲気が(^_^;)
お風呂は温泉で、加水有り、加温無しみたいです。
ウチと逆だ。
<木の湯>

<陶の湯>

カニのコース料理も美味しかったぁ。お腹が破裂しそうなくらい食べきれないほどの量。でも食べた!
でも、カニはどうなんだろうか。。。香住のカニカニすきがとにかく美味しく感動したものだった。あとカニ釜めし
城崎のカニは、カニすきよりも刺身が美味しかったな。
カニみそカニみその甲羅焼き、カニの天ぷらも美味しかったぁ。
ただ、一番期待していたカニすきがそれほどでもなくてちょっぴり残念だったかな。


あと一番残念だったのが、、、慌ただしいというかせわしい対応だった事。。。
女将も美人でテキパキしてるんだけど、、(^_^;)
ゆったりと腰の低い女将を勝手に想像してたのが悪いんだけど、、、、到着が少し遅くなった私たちへのフロントでの対応や、仲居さん達に指示してる話し方とかを聞いてると、、、「気ぃ強っ!」っていう印象と、せわしい対応は、同業者だけに舞台裏がわかってしまって要らぬ気を遣っちゃったり、悪いほうへと考えがいってしまって、どーも好感が持てなかったかなぁ。
仲居さん達も早く食事を終わらせたいって感じがして。。。なんかやだねぇ、職業病だわ(T_T)


いずれにしても、せっかくの温泉地。城崎だけは早くお宿に到着したかったなぁ。ゆっくり外湯巡りをしたかったし、ゆっくり温泉街を歩きたかったね、父さん。
結局、夕食のカニ料理を頂いて、気を取り直してそそくさと外湯へ(*_*;


<御所の湯>
<鴻の湯>
<まんだらの湯>

リニューアルした「御所の湯」、夫婦円満の「鴻の湯」、商売繁盛の「まんだらの湯」、駆け足で入る(T_T)


11月19日(土) 走行距離514km のちのち
城崎温泉→R426→出石→R9→福知山→R175→春日I .C(舞鶴若狭自動車道)→西紀S.A(給油)→(中国・名神)→大津S.A(給油)→東海北陸自動車道→長良川S.A(給油)→高山西I.C→R158→ありす
<城崎温泉の街並み>

朝起きたらやっぱり雨だった。小雨。
日本海側だけが雨。日本海から早く離れよう。内陸は晴れマーク。
だけど、冬型で寒気も入ってきてる。平湯、乗鞍が心配。
東北北陸自動車道で平湯を走るか、中央・長野道で松本から乗鞍へ上がるか迷うところ。
取り敢えず、能登行きはダメだから雨雲から逃れよう。

<お宿の朝食>

朝食を頂いて、準備して、カッパを着て宿を出発。
走っている途中で晴れてくるのって、なんとも嬉しい気持ちになるんだよねぇ。そうなる事を願って(^人^)

案の定、京都に近づくごとに青空が広がってくる。
<玄関>

宿から舞鶴自動車道最初のS.A西紀までは下道で約100キロ、休憩なしで走る。
もうカッパは要らないね、と脱ぐ。
雨はやんで、良いお天気だったし。それになんと言ってもあとで絶対にぜっーたい着なきゃいけないから。
平湯経由にしろ、松本回りにしろ、寒さ対策のために
カッパも着るようになる、絶対(*_*;
今から着込んでいたら、あとでどうしようもなくなる。。。
BMのケースに入っている予備のトレーナーもあとで着るために今はあえて着ない。

大津S.Aで決めなきゃ。平湯からか松本からか。
距離でいえば松本回りは遠回りだ。
けど、凍結や雪の心配を考えると松本回りは安全で確実。
どっちにしろ平湯も松本も暗くなってから走る事になる。。。おぉ恐ろし(T_T)

迷ったあげく、、、平湯を走ろうと決心、出発!
大津S.Aには何台かのバイクがいた。駐輪場に入り切れなかったもの。
そう、そう、高速でタンデムで走ってるバイクを初めてみた。なんか変な感じ。

東海北陸自動車道へ入る。
もう戻れないゾ、と覚悟を決める。
東海北陸自動車道に入った途端、風も冷たく、それまでの空気と全く違うものが…雪国に帰るんだって実感。

最初の長良川S.Aで給油と休憩。
それと、極寒の中へ突入するための準備。
持ってきたあらゆるものを着て!、着て!、着て!、完全装備だ!!
だって、、、S.Aの電光情報掲示板で清見が雪マークになっていたんだもの(>_<)
でももう今更、今更だ。松本回りは考えらない。
改めて覚悟を決めて出発。

晴れていれば、夕方6時半頃には家に着くんだろうけど、途中雪と、平湯辺りの凍結とか、いろいろ考えると、真っ暗だし7時か7時半になるんだろうなぁ、なんて考えながら。

そして予報通り、荘川清見は雪!!だった。既に真っ暗だし。
道路に積雪はなかったけど、どんどん雪が降って、シールドがやけに汚れて見にくくてイヤだったなぁ。
寒いには寒いけど、思いっきり着込んだし、私はバンダナを顔に巻いていたから、顔も首も全然寒くはなかった。冷たかったのは手だけ〜。
でも、この手が冷たくなると結構ツライものがあるのも確か。

父さんは顔丸出しのジェットヘルだから、相当そーとーハンパじゃない寒さだったと思う。
高山西I.Cを下りてすぐの道の駅「ななもり清見」でトイレ休憩。真っ暗でだ〜れもいない(^_^;)
父さんは私に「大丈夫?」と気を遣ってくれたけど、本当に寒かったのは父さんのほう。
ヒーター付きで楽ちんな天下のBMでも、ジェットヘルではねぇ…(*_*;
私のウエストバックに入っていた旅館の温泉タオルを父さんに渡す。
顔をタオルで覆えば全然違うよ、と。
全身、あの三億円銀行強盗の犯人みたいになった(笑)
これからの道のりと寒さを考えると、笑えない状況なのに大笑いしちゃった(^_^;)

私は重ね着、計8枚!!!着ぶくれ状態。全身どうみても男だ。
でも格好はどうでも良いわ(^^)(^^)

さて、これからどうするか、相談。
取り敢えず、帰路へ。
最初は高山でもう一泊して翌日帰るか、とも言ってたんだけど、ここまで来たしねぇって事で、行けるところまで走る。
道路に積雪があったり、路面が濡れていたら凍結間違いなしの気温だから、その場で引き返そうという事に。

でも幸い雪は、高山西I.Cに着いた時には降ってなくて、路面も濡れていなかった。
けど、平湯に近づくにつれて、とにかく気温がぐんぐん下がっていく。
でも寒さ対策万全のためか、震える程の寒さではく、それよりも、積雪と凍結がどこから始まるのか、そっちのほうが心配で怖かった。

0度、−2度と下がっていく気温。
平湯峠を上がりきったトンネル手前の両脇には出たっ!!雪が積もってる!!
気温は−5度(>_<)
でも、交通量が結構あるからなのか、路面は全く問題なかった。
あぁ大丈夫だ、と思った。

のんびり走って峠を越え、トンネルを越え、平湯料金所まで辿り着いた。難関突破だ。
あとは乗鞍口だけだ。
冬はよくR158は全く問題なくても、前川渡を乗鞍の県道に曲がった途端、道路が一面真っ白って事がよくある。
でもその心配もなく、むしろ乗鞍口の温度計は−1度しかなかった。
雪も降ってないし、路面もドライ。

家に7時45分到着。
メットを脱いで、思わず2人で「着いて良かったねぇ」と。
冷え切っている家を暖める為に、取るものも取り敢えず、薪ストーブに火を入れる。
ゴォゴォーと燃え上がる薪ストーブの前で、それまであまり感じなかった寒さが一気に押し寄せてきて、ブルブル震えてきた。気が張ってたんだろうなぁ。

結局、全行程、お宿へは暗くなってからのチェックインで、しかも4泊の内3泊が雨のチェックイン。
走行距離も平均すると一日400〜500キロ。
のんびりするにはちょっとなぁ、って距離だったな。
20年ぶりの夫婦お泊りツー、ちょっと欲張り過ぎた。