よくある質問がお仕事の内容、答えを簡単に言えば「家事労働のようなもの」かな。だから誰にでもできる事なんですヨ、奥はとっても深いけど。いわば生活そのものなんです。
それから就業時間は?休み時間は?っていう問合せがたまぁにあるけど、ペンション(宿)は会社ではありません(^^ゞ
その日のお客様の人数によっても全然違うし、予約が全然入ってない日は好きな所へ遊びに行って大いに羽を伸ばして楽しんで下さい。
もちろん暇な時期だったらどこかへ泊まりに行ってもOKです。いつも仕事の事を考えているのでは、お互い息が詰まりますから。自然の中で毎日の生活を楽しんで頂きたいです。毎日何時から何時まで仕事をして、というような時間に拘束されながらの生活ではないので、やるべき事をやって頂けたら空いた時間は好きに使って下さいね。
やるべき事??それは皆さんの意識?判断?でいくらでも仕事はあるはずです。言われた事だけやっていれば、というのだったら誰にでもできますけど(いやいや近年それも難しいかな(^^ゞ)基本的にお休みはお客様がいない日がお休みです。でもいないから何も仕事をしなくて良いか、というと、、、仕事は探せばいくらでもありますよね(^^ゞ でもそれを見つけて実行できるかできないかは、人それぞれです。
でも一生懸命やってくれればこちらにはちゃんと伝わります。そういうところでお互いに思いやり、助け合い、情が湧くというものです。
では、ありすの1年の流れです。
スタッフが必要なありすの忙しいシーズンは、以前は7月中旬から8月一杯と12月中旬から3月一杯でしたが、今は8月のお盆時期と8月最後の週末「マウンテンサイクリングの大会」の二日間です。
春4月から7月中旬まではオフシーズンです。
ゴールデンウィークはそれなりに忙しいですが、それ以外の週末は満室になるかならないかというところです。
ただ5月、6月は中学生の修学旅行が平日に入ります。9月、10月は、夏のように毎日満室にはならないのですが、夏の疲れがでてくる上に、週末はほぼ満室になり、平日も数組予約が入るという事から、できればスタッフがいてくれるとありがたいところでしたが、近年はそれも夫婦二人でやっていけちゃってます。
さて、近年は居候さんも置けない状況となっているので、あまり関係ないかも知れませんが…
バイトさんと居候さんの違いですが、基本的にはバイトさんはバイト代が出ます。居候さんはバイト代が出ません。ただし全く出ないのではなくて、短期・長期などいろんな状況で交通費程度は出せたり、そうでなかったり、通年いてくれるスタッフでしたらシーズンオフでも毎月お小遣い程度は差し上げられる、そんなところです。ただ、このお小遣い程度の”程度”が皆さんの一番気になるところのようですね(^^ゞ一人暮らしをされた事がある方だったらきっとおわかりになると思いますが、お給料から家賃と毎日の生活に必要な水道・光熱費、食費などもろもろ差し引いて、自分の自由になるお小遣いってどの位残ると思いますか?もちろん人それぞれでしょうけど。
一昔前と随分違って来てるなぁって日々感じます。でも時代の流れでこれはしょうがないんでしょう、きっと。その辺は私達もその考え方にある程度は割り切って、ついていかなくてはいけないなぁって思います。でもねぇ。。なんかやっぱり淋しいですね。
「就業時間は何時から何時まで?」「休み時間は?」「お休みの日は何曜日?」「バイト部屋は個室?」「お給料は?」 う〜ん(>_<)
都会では「一時間いくら」そういう感覚なんですね、だからそういう考え方の人が多いです、やっぱり。決してそれを責めているのではありません。それが当り前の世の中になってきてるのかぁって思うとちょっぴり淋しいかな、と。
でもたまぁにいるんですね、10人に一人いるかいないかの割合ですけど「自然の中で山の生活を楽しみたいから食べるのと寝られればそれだけでいいです。働かせてくれますか?」という人が。。。今の時代でもまだこういう人っているんだなぁって思わず嬉しくなっちゃいますネ(^^)
とにかく来て頂いて、自分で納得してもらうのが一番です。大自然の山の中での生活、ありすでの生活、お金に換えられないものって、まだまだこの世の中にもいっぱいあると思いますヨ。
そしてありすのスタッフとしてお願いする事になったあかつきには、今までのいろ〜んな個性あふれるOBスタッフとも、このありすで会ってやって下さいネ。こんな貧乏ペンションですが、ありがたい事に入れ替わり立ち代り、OBスタッフが来てくれますので。
それが今のありすにとって一番の財産かも知れません。