出石そば城崎温泉ツーリング

---2001年7月26日〜7月28日(2泊3日)---

走行距離 1036 km

もっと撮ればよかったぁっていつも後悔してしまう。今回の写真は2枚っきり(^^ゞ 

7月26日(木) 走行距離500km 

ありす発→せせらぎ街道→郡上八幡I .C→(東海北陸自動車道)→(名神高速)→京都東I .C→R1→R9→福知山→R426→出石町→豊岡市→城崎温泉、泊

ありす9:45AM発・・・どうしてこういつも出発が遅くなっちゃうんだろう(^^ゞ
東海北陸自動車道、関S.Aに11:45AM着。
大津S.A(名神高速)に2:00PM着。

≪慣れない暑さ≫・・・・京都東I.Cで下りて、どっぷりと田舎暮らしにつかってしまった私としては京都市内を抜けるのが、ちょっとぉ〜って感じだったけど、あとは快適な道でした。が、暑い!暑い!
いつもは11月の寒い時期に乗鞍を出発して南へ向かい、どんどんあったかい地方に向かって行くから快適だけど、今回は天国のような避暑地の乗鞍から・・・まるで蒸し風呂状態のようで、バイクに乗っていてのぼせそうでした。何とも言えないあの「もわーん」とした空気(-_-;) 京都市内ではF3が慣れない暑さに夏バテ寸前、停まっちゃいそうでした。

本当はありすを出発する時は行き先、決ってなかったんです。
城崎温泉には行きたかったけど、結構距離もあるし、出だしも遅かったし、夕方に何処に着くかで決めればいいやって思ってました。が、結局出石まで行けちゃいましたぁ。但馬の小京都と呼ばれる『いずし』です。

出石でお蕎麦を食べたかったんですよねぇ〜。食べた事なかったから。でも出石に着いたのが夕方の5時でしたから、夕食に差し支えてはいけないと思い(^^ゞ フツーに!小皿5枚、規定の量でいきました。夕食控えてなかったら規定の何倍いけてただろう・・フフッ

≪出石蕎麦≫
お店に入って席に着くなり、ご主人がお茶を持ってきて下さり「出石蕎麦は食べた事ありますか?」と尋ねられ、「ないです」と答えたら「じゃぁ出石蕎麦を食べなきゃ、ね!」って、私がメニュー見る前に決めてくれました(@_@)どっちにしても出石に来たからには出石蕎麦たるものを食べるつもりでいたので、まぁいいんですけどね(^^ゞ

小盛のお蕎麦が小皿に5枚。そばつゆの他に自分でおろすワサビ(おろし金付き)と生卵ととろろとネギがついていて、普段信州蕎麦を見慣れてる私は「至れり尽せり」のこのセットにビックリしました。あっ!私、お酒飲んでませんよ。徳利の中身は補充用のそばつゆです。でもお蕎麦の量が少ないので使う事もなかったですぅ(^^ゞ
精算した時に、そこのご主人がレジのそば(蕎麦じゃないです)にあった手作りの蕎麦かりんとうを「あとで何処かで休憩した時にでも食べて下さい」と私に・・・ラッキー)^o^( ダンディーなご主人にお礼を言って蕎麦かりんとうをタンクバックに入れて一路、城崎温泉へ。

≪城崎温泉≫・・・・出石町から城崎温泉までは約30分。6時過ぎに温泉街に到着です。
宿探しは、いつもの事ながら今日は4軒断られ、その内の2軒目は、あぁーーまたしても・・そんなに格式高いの?何様?ってな感じの対応にプンプンな私です。「一人じゃぁねぇ」ってイヤそうな顔、露骨にして。えっらそうな(>_<) 
見るからに上品な感じの旅館なのに、何その態度〜。「申し訳ありません、満室です」と断られる方が良心的です、それがウソだとわかっていたとしても。
自分が同業者だけにこういう時、裏がいろいろ見えて余計に頭に来ちゃうんですよね。

5軒目の旅館は、これまた格式高そうって思って半分あきらめてたけど、空室があるから、と受けて下さいました。ただ、一人だから高くなります、って。素泊まりで7,000円でした。対応がとっても良心的だったし決めました(^.^) 客室は洗面・トイレ付きの10畳の和室をひとり占めでした。

≪まんだらの湯≫
荷物だけ置いて外湯めぐりに出発です。宿泊客は宿の下駄、浴衣等、証明できるものを身につけてチケットを持参すれば、外湯巡りは無料なのです。全部で7つあるそうですが、時間がなくて3箇所だけ周りました。
≪まんだらの湯≫≪御所の湯≫≪一の湯≫です。
柳並木を大谿川に沿って、浴衣に下駄のカラカラという音をたてながら歴史ある温泉街をぶらりぶらり。川にかかっている所々の小さな橋には椅子がおいてあって、涼みながらゆらゆらと流れてくる燈篭をじーーっと見つめていると、時間がアッという間に過ぎていってしまいます。なかなか趣きがあって、又訪れたいなぁって思いました。

7月27日(金) 走行距離362km ちょっぴり パラパラ

城崎温泉→久美浜→天橋立→R178→R27→敦賀I.C→(北陸自動車道)→福井北I.C→(勝山街道)→R157→白峰村→(白山街道)→金沢、泊

城崎温泉から田舎道を通って久美浜へ。天橋立は通っただけで立ち寄りませんでした。今日は取り敢えず金沢へ。乗鞍を一歩出るとやっぱり海の幸が食べたくなるものですから。

≪高速券≫・・・・敦賀から高速に乗り、福井北でいつものように料金所でハイウェイカードと高速券を出そうと・・・ないんですぅ。タンクバックに入れたはずの高速券が(-_-;) 既に後ろには車の列ができてしまっていて、取り敢えずバックして探しまくりました。けど見つからず。いつも入れる所と微妙にズレた所に入れたので、イヤな予感はしてたんですけど、どっか吹っ飛んでしまったようで。でも吹っ飛ぶもの〜?? たまぁに高速券をなくす人の話しを聞いて、そんな人いるんだぁって思ってたけど、私か!

結局、スピード違反もしてないのに事務所?に呼ばれて、敦賀から乗った事を証明できるものは?などなど聞かれたり、でもこの日に限って燃料も入れてないし、ちゃんと食事もしてないし、領収書というものがなくて。何処に停まって、どのルートをたどって来たか説明して、でも結果的には結構いい加減?な感じでホッとしました。
だって、一人で行動してるから高速に乗るのも下りるのも一人、なのに、始末書のような証明書のような書類には、「友人数人とツーリング中、高速道路で走行中に紛失、利用区間はその友人が証人」という設定に相成ったわけですから(笑)
高速券を紛失した場合は、事務所で処理するので、ハイウェイカードは使えず、ニコニコ現金払いでした。

≪白峰村の温泉≫・・・・R157の白峰村(しらみねむら)はお豆腐の美味しい処だそうな。。。今回はお豆腐でなくて温泉に入りました。乗鞍ではこんなに汗をかく事なんてないなぁと思いつつ、汗で、なかなかツナギが抜げずに苦労したけど、お風呂から上がったら、生き返った気がしました。美人の湯?らしくお肌すべすべになり、湯上りに販売機でお茶を買う時、隣にいた人に「お姉さん」と呼ばれた私は上機嫌です。美人の湯に入り、早くも効能が(^.^)v
休憩室では心地良い風が窓から入ってきて、思わず腰がおも〜くなり・・・そこに泊まりたくなっちゃいました。

≪金沢≫・・・・金沢に着いた頃にはお腹ペコペコ(^^ゞ
温泉には入ったし、金沢で美味しいモノ食べたら、帰るのが億劫になり・・・ココでもう一泊する事に。前はテルメにお泊りしたけど、今回はビジネスホテルにしました。けど、平日にも関わらず金沢のビジネスホテルはどこも一杯でビックリしました。宿も決まり、この日の夕食は「そばの花」ざる蕎麦「山頭火」ラーメン(@_@) 満腹!美味しかったですぅ。

7月28日(土) 走行距離174km 

金沢→(北陸自動車道)→富山→R41→神岡→(R471)→平湯→安房トンネル→前川渡→県道84→ありす

ビジネスホテルを8時過ぎに出発して、ちょっと知り合いの人に会う為、金沢駅前の交番へ(@_@) でもご本人はお仕事お休みの日でお会いできず、その足で朝食を食べに、中央卸売り市場にある『ぽん太』というお寿司屋さんへ(^Q^)
朝7時半から営業してるんですぅ、すごいですね〜。ネタはいいし、朝からすっごい贅沢な思いをして大満足。速攻でありすに帰りました。だって今日のありすは満室!!なんですもの(^^ゞ

これで思い残す事なく、夏のシーズンに突入できた私でした。