白川郷・五箇山方面ツーリング

<利賀そばの郷にて撮影>

平成12年10月16日
(走行距離 329km)

ありす→(県道84)→前川渡(R158)→安房トンネル平湯→(R158)→荘川→(R156)→白川郷→(R156)→五箇山利賀そばの郷→(県道34)→(R471)→(R472)→八尾方面に向かって途中「笹津」や「細入村」方面の標識がでてきたら、とにかくR41に出る→神通峡岩稲温泉神岡→(R471)→平湯旧R158安房峠前川渡→県道84→ありす

距離的にはちょっとハードなツーリングコース。。。朝ありすを10時ちょっと前に出てありす帰宅は夕方5時半過ぎでした。その間ゆっくりした所といえば「利賀そばの郷」でお蕎麦を食べたのと、温泉に入ってきた事(^.^)、その他何箇所かの道の駅で休憩した位でしたので、気分的にはゆったりとしたコースではないですが、走っていればご機嫌(^○^)v!という方にはお薦めかも。

もちろんありすをもう少し早く出発すればハードなコースでもなんでもないですよ。

●安房トンネル---今となってはありませんが峠の茶屋が懐かしいです。そんな旧158安房峠もトンネルができたおかげでかえってバイクは走りやすくなりました。でも中にはあの道(舗装はされてますが狭いクネクネカーブです)、嫌いな人も実際結構いらっしゃいますネ。そんな方には安房トンネルがお薦めです。二輪は通行料600円です。が、ハイウェイカードは使えません。ちなみにタンデムはダメです(^^ゞ
旧道で2〜30分かかる所をトンネルを通れば5分で平湯まで一気に抜けてしまいます。時間のない人もトンネルがお薦めです。。。でも、でもできる事なら平湯→長野県側の場合は旧道を通ってみては?お天気が良ければ焼岳などの山々を眺めながら走れます。逆のコースだったら?もちろん後ろを振り返れば素晴らしい景色は見られますが、ずっと後ろを見ながら走るわけにはいきませんから。。トンネルを通るという事は景色は当然見られません。

それから平湯を抜けると高山ですが、市内の朝市や古い街並みを歩いたりする場合は別ですが、そうでなければ市内を通るのは避けた方がいいと思います。渋滞にはまるといくらバイクでも抜けることができません。市内を通らずに清見や荘川方面の標識に従って行けば渋滞にあわずに再びR158に出られます。

●道の駅「ななもり清見」---ありすを出発してから1時間も経っていないのに、もうトイレに行きたくて行きたくて休憩しました。ココは多分新しくできた道の駅、、そんな感じです。

平湯から荘川までのR158---とっても走り易くとっても飛ばせます!調子に乗っていると御用になるので注意です。今回その辺りでは始めてネズミを見ました。場所は荘川IC手前。とっても遅い車が私の前を走っていていつ抜かそうかと、吹けの悪いF3と相談しながらヤキモキしていたところに、対向車の若いあんちゃんがパッシング。。。「ナニ?」と思っているうちに、椅子にガ〜ン!と座っているサングラスの大男が右手に現れて、その先のインター直前の空き地で警察のバスが。。。結局その遅い車のおかげで捕まらずにすみました(^.^)

荘川→白川郷→五箇山までのR156---これまた走るに気持ちのよい飛ばせる道です。今回は白川郷は寄りませんでしたが是非お立ち寄りを。国宝いえ、世界遺産にもなっている合掌造りの家やお宝が沢山あります
合掌造り』とは屋根が両手を合わせたような形をしていることからそう呼ばれる茅葺の建築様式です。
合掌造りの集落は白川荻町相倉菅沼の3ヶ所あり、それは皆、白川郷・五箇山にあります。

あと、、今回は行きませんでしたが前回走りに行った時に食べたお蕎麦屋さんがR156沿いの平村にあります。「捨遍舎」というお店で、お店の味を知るにはやっぱりザル蕎麦でしょ〜と思いつつも、メニューを見たら「豆腐蕎麦」という文字に惹かれてそれを頼んでしまいました。温かいお蕎麦だったんです、、、美味しかったけどやっぱりザル蕎麦でしょ〜(^.^) 又の機会にという事で。

*白川郷に行くのにR360は走らない方がいいとの事です。。私はまだ通った事ないのですがありすのリピーターさん(ドカティストだよ)が教えてくれました。それに近くのガソリンスタンドのお兄さんも言ってました、車でもあんまり通りたくない道だって*

そして又トイレに行きたくなって道の駅
白川郷」でトイレ休憩。更に走ると上平村に入るのですがフシギな光景に出会います。そんなに入り組んでいるクネクネ道を走っているとは思えないのですが、どちらかというと直線に近い気がしますが、岐阜県と富山県の県境が何度も訪れるんです。最初の2〜3回は「えっ?」「えっ?」と半信半疑だったのですが更に繰り返されると目の錯覚でない事が判明したわけです。フシギな空間でした。
五箇山辺りではもうお昼はとっくに過ぎていたように思います。だってお腹がとっても空いていたから。。何件もあるお蕎麦屋さんに惹かれましたが今回は行きたい所があったのでそこへ直行しました。
ちなみに五箇山にも世界遺産があり、「和紙の里」五箇山とも言われ和紙のお店や工房など見所が沢山あります。
利賀そばの郷---今回はココに行ってお蕎麦を食べたかったのです。


今回は「雪乃庄屋」さんに決めました。
古めかしい門構えだったので、それに惹かれて入ったのですが中は意外にも若夫婦がお2人で切り盛りしてらして、ジャズの音楽が流れていてました。内装は門構えと同じ感じで統一。私が頼んだメニューは、、、あぁ忘れちゃった(^^ゞ
麦ご飯かな〜、5分ヅキ位のご飯かな〜、それと煮物の小鉢が何点かお盆に洒落た感じにあって、それとは別にお蕎麦のどんぶりがきました。乗鞍の蕎麦とは全く違った、う〜ん更科蕎麦に近い感じでした。美味しかったですヨ。


でも次回はココに決めようと写真を撮ってきました。
「ごっつお館」というお店です。メニューも入り口にあったのでちょっと失礼して撮影。


お腹一杯になったところで、、2時頃だったでしょうか。。
あとは温泉に入って帰るだけ。急がなくっちゃ!

利賀から神岡のほうに出るにはどこを通れば一番早いかと何人かの人に聞くとかえってくる返事はまちまちでした。細いクネクネ道を行くよりも一旦R156に出て砺波ICから北陸自動車道に乗って富山へ出た方がいいという人もあれば、分かりにくいかも知れないけどクネクネ道を八尾方面に向かい適当な所でR41に出た方がいいとか。。。

結局、お蕎麦屋さんの若いご主人のこのお店の前の道をクネクネ行っても「八尾まで50分位」という言葉を信じて走りました。途中わかりにくい所も何ヶ所かありましたが無事笹津(R41)に出ました。

神通峡岩稲温泉「楽今日館」---R41笹津に出てまもなく左手に楽今日館があります。いつも通る度に気になっていたので一度は入ろうって思ってました。入館料600円、健康ランドがものすごく小さくなったような、、乗鞍高原にある村営「湯けむり館」くらいでしょうか。。湯船の大きさもちょうどその位です。露天風呂もあります。当日はちょうど富山国体の選手団が宿泊しているようでした。宿泊施設もあるようです。じっくりと温泉に浸っている場合でなく、もう夕方の4時。。即効で帰りました。